ネットワークビジネス(MLM)って本当に悪徳商法なの?!

マーケティング
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こんにちは!Marineです。

今日はネットワークビジネスは「悪徳商法」なのか?

私はネットワークビジネスをしていないのですが、結論から言うと、私はネットワークビジネスは非常に効果的なマーケティング方法の1つだと考えています。

ネットワークビジネスで無理やり勧誘してくる人ってどうなの?というトピックに関しては置いておいて、ネットワークビジネスそのものの構造について私の意見をお伝えしてみたいと思います。

ネットワークビジネスとは

マルチ商法・MLM(マルチレベルマーケティング)など連鎖販売取引の総称。(引用:Wikipedia)
その会社の商品を購入した人が新たな人を勧誘し、その相手に販売する事で手数料を得るという形態です。

特定商取引法第33条で定義されており、ネットワークビジネス自体は違法ではありません

マルチレベルマーケティングとあるように、ネットワークビジネスはマーケティングの1種なんですね。

「集客」の難しさ

ここで一度話を変えて、会社が稼ぐための施策についてお話をしたいと思います。

商品をより多くの人に販売し、稼いでいくためには何が必要だと思いますか?
良い商品を作ることですか?人々のニーズを満たすもを作っていくことですか?

私は現在、海外メーカーと契約して商品を輸入するビジネスを営んでいます。
商品を販売する上で一番難しいと感じるのが、「集客」なのです。

どんなに良い商品を輸入しても、それを知ってもらわないと商品は売れないのです。

昔は、良いモノさえ作ればあとは勝手に売れていくという時代でした。
今もそう思っている方もいらっしゃると思います。

しかし、現代はそうではありません。

モノが溢れかえっている時代、単純に良いモノを作っただけでは売れません。
では何が必要かというと「集客」です。
より多くの人々に「その商品の良さを伝える」ことこそが、会社が稼いでいくために必要な売り方なのです。

集客の2つの方法

では、その「集客」とは具体的にどのような方法があるでしょうか。
私は大きくわけて2つあると考えています。

①お金をかけて一気に広める
②お金をかけずにコツコツ地道に頑張る

①お金をかけて一気に広める

お金をかけて認知度を上げる方法は「広告」です。

テレビCM、新聞広告、折込チラシ、街頭ビジョン広告、インターネット広告など様々な広告があります。私達は外に出ると必ずどこかで広告を目にしますね。

会社は自分の商品やサービスを認知してもらうために、多額のお金を払って広告を出すのです。

では、実際に広告を出すのにどれくらいの金額がかかるでしょう。

有名どころで言うと、発売から半年で3000万本売れたと言われている資生堂のTSUBAKIというシャンプー。その広告費は資生堂市場最高額の50億円と言われています。

皆さんの頭にすぐ浮かぶくらいにまで世の中に浸透している商品は、相当な広告費がかかっているということです。

私も商品を販売した際に、とある雑誌の出版社から「弊社雑誌の1ページに御社の商品を掲載してみませんか?」と営業メールがきたのですが、値段を聞くと38万円でした。

私はFacebook広告も活用しますが、集客するというのはかなりお金がかかるものです。

単に広告を出せばいいというわけでもなく、魅力的な広告づくり、様々なテストを経て「良い広告」が出せるわけでその過程にもかなりのお金がかかります。

世界の巨大IT企業にGAFAM(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン、マイクロソフト)とありますが、そのグーグルは売上の70%が広告による収入(YouTube含む)フェイスブックに関しては98.5%が広告による収入です。

それだけ広告を使って商品を宣伝したい人は多いわけで、特に現代は集客がいかに難しいかがよくわかりますね。

①お金をかけずにコツコツ地道に頑張る

こちらの方法は、コツコツSNSで拡散したり、ブログを書いたり、人に勧めたりして地道に認知度を広げていく方法です。これはお金がかからない分、結構時間と労力がかかります。

まさに継続が重要というところですね。

コツコツ続けていくと、徐々に認知度が広まり、ファンになってもらいやすくなると言えるでしょう。

まさに、ネットワークビジネスで用いられている、マルチレベルマーケティングはこちらの集客方法かなと思います。

人に勧めて購入してもらうことで、自分にメリットもある。
それが鎖状に連続していく。

人に勧めて自分にもメリットがあるなら、もっと広めようとなりますし、そうすればどんどん商品が広まって集客できる。企業にとっては、莫大な広告費をかけなくても、自社の商品が広められて売上を上げられる訳ですから、素晴らしい集客方法ですよね。

化粧品系は特に売上に対する広告費率が15〜20%と言われていますので、そこが0になればもっと原価にお金をかけることができて、MLMを採用している会社の商品のほうが、もはや一般で売られている商品よりも質が良いのでは?と思ってしまいます。

結論

今日は集客という観点で、ネットワークビジネスの構造についてお話してみました。

もちろん、悪質なものもあるかもしれませんのでネットワークビジネスをすべて肯定している訳ではなく、その集客方法は上手だなと思うのでブログで書いてみました。

少なくとも、MLMを採用していても長く存続している企業は超優良企業です。

企業によって、その集客の戦略は異なります。

いずれにせよ、集客しないと企業は売上を上げられず死んでしまうのです。
変な偏見はやめて、MLMも集客の方法の1つとして見てみると見方がガラリと変わると思いますよ♫

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